これ、人生で初めて私が乗った50㏄スクーター以外のちゃんとしたバイクだ。2012年12月、当時住んでいた埼玉県の荒川沿いの教習所で見て「こんなでかいの!?」と驚き、恐る恐るまたいだ。
車体は小柄な自分が支えるには重たく、地面から足を離すことすら怖かった。
その時のブログ記事を読み返すと、当時の自分の必死な状況が臨場感いっぱいに蘇ってくる。記録に残しておいてよかったなあと。
●突然ですが・・・普通自動二輪車免許とりました\(^o^)/ WADA-blog/2013年2月12日
その1年後、中国から帰ってきて実家のある香取市小見川のバイクショップで原付二種110㏄のクロスカブを買った。そのバイクは今、総走行距離5万キロを超えている。北海道・本州・九州・四国の沿岸をすべて走った。
決して運転はうまくもないけど、事故も起こしてはおらず(立ちごけは何度か、あと坂でのUターンごけ、大雨スリップごけが1回ずつ)、運転にはなれたし、沿岸ツーリングやカブコミュニティ、SSTR参加のおかげで、バイクつながりの知人もぐんと増えた。2019年からは千葉県のバイク乗りの人の災害ボランティアチーム千葉RB(レスキューサポートバイク)にも参加している。
ただコンプレックスというか、壁を感じていることもある。何かというと
「カブ」しか運転できない
ということだ。
スーパーカブや私のクロスカブは、自動遠心クラッチのロータリー式で、左手のクラッチ操作がない。教習所以外でクラッチ操作があるバイクに全く乗っていないので、正直「忘れた」というより、記憶・体験として完全に消えてしまっている。これはぺーパードライバーもそうだけど、「教習所でやってるから、もう一度トライすれば思い出すでしょ」と言われるかもしれないけど、教習所での練習の回数と時間なんてたいしたことないし、教官にいわれるまま頭で必死に考えながらやったことなんて体得できていない。
ペーパードライバー脱却の時だって、思い出すというより一から学び直す感覚だった。
クラッチ操作もたぶんそう。ゼロからじゃないにしろ、いちから覚える感じになると思う。ただそんな状態では、レンタルバイクを利用したところだって、最初のクラッチ操作ができなきゃギアを1速・2速とあげることもできないので、そもそもレンタルバイクの敷地内から公道にでられない。そして信号機で止まったが最後、また発進でつまづいて下手したら後ろの車に追突される。危なすぎる。
そんな懸念から、挑戦したくても尻込みしてきたんだけど、ペーパードライバー脱却に成功した今がチャンスな気がする。やればできる。怖さだけ克服すれば明るい未来がそこに待ってる。そんな確信が残っている今、クラッチ付きバイクにも挑戦したい。
具体的なアクションプラン
今月は、母が入院している関係で遠出はできず、千葉香取から出て横浜に戻ることは難しそう。となるとレンタルバイクは近くにない。車と違ってレンタルバイクはこけて傷つけるリスク大きく、その際は結構なお金もかかってしまう。
それを考えたら、中古で一台買って練習するのがよさそう。
調べたら、利根川を越えた鹿島市にレッドバロンがある。そこに行って、中古の小型バイクを1台購入し、「クラッチ操作できない」と素直に言って、実家まで運んでもらおう。
実家なら短いけど私道がある。そこなら安全なのでクラッチ練習。そしてクラッチ操作がある程度できるようになったら、週末に鹿島工業地帯に行く。車が少ない週末の鹿島工業地帯は格好の練習場所だ。安全に乗れるようになるまで、地道に練習したい。
あ、今気付いたけど、そのためには早めに横浜からバイク用のプロテクター入りジャケットや防寒ウエア上下と、ヘルメット・グローブを持ってこなくては。いやヘルメットはもう一個買ったほうがいいか。買おう、そうしよう。
2月にはきっと、それなり安定して乗れるようになると思うので、そうしたら銚子方面にソロツーリングに行こう。なんなら誰か誘ってもいい。
スケジュールはこんな感じ。
1月4日~6日 ヘルメット物色
1月7日~9日 どんなバイクにするか検討
1月9日 or 10日 レッドバロン鹿島にいってバイク物色
1月13日までに購入予定
1月14日~20日 実家私道&近所で練習
1月21日~31日 近隣プチツーリング2回くらい
この記事書いていたら、ちょっと楽しくなってきました。何を買おうか。一番最初のバイク購入時に気になっていたGROMがあれば、それもいいかも。今乗ってるのがHONDAだから、違うメーカーのバイクもいい気がする。
何を買ったかも、ここで公開します。