ビリヤードを初めてやったのは子供時代。
父親が勤務する会社の保養施設に置いてあったのを触らせてもらい、撞いた。
ちゃんとルールを学んでビリヤードをしたのは、大学時代だ。高田馬場駅近くにビリヤード場があり、そこに同じサークルの同期と何度か通った。ビリヤード好きな人だったので、キューの握り方とか、基本的なことを教わり、その後、新宿歌舞伎町のプールバーなどにも行った。
が!!!
はっきりいって私は全くうまくならなかった。まあ誰かがやりたいといった時にくっついていって、ちょろっとやる程度だったので当然ちゃ当然。
今回はせっかくビリヤード台使い放題という環境なので、「上手に」とまでいかなくてもいいから、普通レベルに撞けるくらいにはなりたい。一か月という期限も区切っているので、急がばまわれ。まずは基礎から教えてもらおうと、ビリヤード講習を受けることにした。
レッスン | ビリヤード | BAGUS | 株式会社バグース
見つけたのはここ。
バグースはダーツをしに何回か行ったことがある。住んでいるところからも近い横浜西口駅前店でレッスンが受けられるということで、さっそく電話して申し込んだ。
レッスン料が30分1000円なので、1時間で2,000円。それに施設利用料700円、さらにワンドリンクオーダーでコーラ480円(バイクだったので)、合計すると3,500円くらい。
インストラクターはこの方。
結論としては、すっごくよかった。
すごく教えるのが上手で、かつ楽しませてくれる方。
「基本のフォームをみっちり教えてほしい」とリクエストし、そこを徹底的に教えてもらった。
まず何も教わらない段階で「いつもやっているように握って手玉を撞く姿勢をとってみて」と言われ、それを正面・横からスマホで撮影。
次に、足の開き方から腕の伸ばし方、頭の位置、重心などを教わる。そしてもう一度同じように撮影してもらい、ビフォーアフターを比べるとともに、シートの図を見ながらさらなる修正を。
ビフォー写真は手元にないが、この記事の1枚目の写真は何日か前に自分でタイマー撮影した、何も教わっていない段階のものだ。
「上半身を全然低くしていなかった」
これが球をまっすぐに撞くことができない最大の原因だったことを初めて知った。
ここまで頭の位置を低くしなくちゃいけないのだ。そして腕を伸ばしきる、キュー先を手玉に最も近づけた時点での右手の肘から先が地面に対し垂直、そして肘の位置を動かさない。などなど。
アフターがこれ。
まさかのびっくり。
フォームを修正しただけで、その後のストロークの安定度アップたるや。今までどんだけ時間を無駄にしていたんだろうと悲しくなったくらいだ。たった30分・1000円程度のレッスンで、こんなにも変化するとは。
ちゃんと教わるって大事なんだなあと。
今回はフォームと、ブリッジの作り方(オープンブリッジ)、握り方だけだったが、1時間で時間的にもちょうどいいくらいだった。左手を置く場所、左足の位置など、なかなか一発でぴたっとは決まらなかったものの、これも自宅で何回もやればきっと位置調整しなくても済むようになりそうだ。
帰宅してからシェアハウスのビリヤード台で早速練習してみたけど、手玉をまっすぐ思い通りの方向に転がせる確率が格段にあがった。
ちなみに一番最初に「なぜレッスンを受けようと思ったのか」と聞かれ「住んでいるシェアハウスにビリヤード台が入って、使い放題になったので」と話したらびっくりしていた。それはうらやましい環境だと。
本当にそうだなあと。
とにかくフォームにこだわって徹底的に練習し、ある程度自信がついたら、次また同じインストラクターで1時間レッスンを予約して、今度は「ポケットに球を落とす」ためのスキルを教えてもらおうと思う。