Fusion360練習~木工設計&自室モデリング

お正月にインストールした3D CADソフトの「Fusion360」。初CADということで、画面を動かすにも一苦労、作った柱をたてることすらできず・・・という初日でしたが、四苦八苦・試行錯誤しているうちに、だんだん使えるようになってきました。

実は1月4日に電話で新型コロナの発症者と濃厚接触している旨が伝えられ、それからは保健所の指示に従って自室隔離。外出もできず、買い物は人にお願いしてドアの前に置いておいてもらう方式。

10日間の間、PCR検査に出かけた以外は近所のポストに郵便物投函のため外出するだけの生活でしたが、逆にそれがよく、時間だけがたっぷりある中、Fusion360をいじったり、参考サイトを見て勉強したりすることができました。


作った4本の柱を立てたり、長さを変えたりすることもできるようになり・・・

最初のFusion360作品である、靴棚の設計図は完成。

「それ、3D CADで作る必要あるの?」

まあ、こんなシンプルなもの、高さと幅さえメモ帳に書き留めてホームセンターにいって板買ってくれば、手描きの設計図すらなくても作れちゃいそうですが、まあいいんです。いずれ大物を作る時にはFusion360が必要になるはずなので。

第二弾で設計してみたのがこちら。部屋の角に柱があり、そこに設置するワンバイ材だけで作るテーブル。左側のテーブル面の三本のワンバイ材を窓際の浅い出窓になっているところに乗せて安定させる計画です。

今回、陰性であっても10日間の自室隔離ということで、調理もできるよう卓上IHを購入し、電子レンジを借りたのですが、それを置くための台として設計しました。

これもまあ、手描き設計図で十分といえば十分なんですが、脚の下部の支柱などをどう取り付けるといいかなど、やはり3Dだとイメージもしやすく、ぐるぐるまわしていろんな角度から見ることでベストな取り付け方を考えることができました。

第三弾が、自室のモデリング。これはちょっと苦労しました。まずは床。

そこから壁面。

実際に部屋を計測しながら組み立てていきます。これはソフトの画面だけではなかなか先に進めず、ネット上で検索して解説記事をたくさん参考にしました。Fusion360は個人でDIYや3Dプリンタ利用するのに使っている人が多く、そのせいか使い方解説のブログ記事などもたくさんでてきて助かりました。

こちらも無事完成。

もうちょっと頑張れば、この後扉を取り付けてそれを開閉できるようにすることなどもできるのですが、それはまた次の機会に。

あとベッドや机などのモデリングをして中に配置すれば、部屋の模様替えをシミュレーションするツールにもなります。それもいつかやってみたいなと思います。

最後は、図書館で借りてきてもらった参考書をもとに。

やはり体系的に解説されている本は違います。この「ネコのクッキー型を作ろう」を参考にして・・・

昨年末にイラストレーターを使って書いたスーパーカブのイラストをトレースして・・・

スーパーカブのクッキー型を作ってみました。

まあもちろん、細すぎる箇所もありこれでクッキーの型抜きをするのは現実的ではないのですが、ここまで曲線のものも作れるというのは、なかなか感動。わずか10日ほどにしては大きな進歩かなと自画自賛です。

このクッキー型は、型抜き部分とイラストのラインをつけるスタンプ部分の2つ組み合わせで、レンタルの3Dプリンタ使って実際に作ってみようかなと思ってます。

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